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今月の特集

第1回 東海将彦選手 MASAHIKO TOKAI

2006/07年成績
個人総合: 第2位、種目別: SL第1位、GS第5位、SG第7位
photo シーズン、お疲れ様でした。そして種目別スラローム優勝おめでとうございます。 シーズン当初、絶好調で、大変期待された今年、残念ながら後半は怪我でW杯を戦えませんでした。悔しい思いもされたと思いますが、来シーズンへの抱負も含めて、06/07を語ってください。
1. シーズンを振り返って
・今シーズンの成績
結局2月中旬の韓国遠征中の骨折によりワールドカップの後半戦は断念せざるを得ない状況でしたが、参戦出来た前半のワールドカップ北米シリーズに関しては全9レース中最後の5レースで連続表彰台にのぼる事ができ(優勝2回を含)まずまずの結果だったのではないかと思います。

・シーズン前に立てた目標と、結果
当初2010年のバンクーバーへ向けての第1歩ということもあり、目先の成績よりもスキーやブーツなど色々なパターンをテストし自分によりマッチしたマテリアル作りを最優先課題においていたので特に成績に対しての目標は設定していなかったのですが、怪我によりマテリアルのテストが思うようにいかなかったので結果としては少々残念でした。

・雪不足にたたられたシーズン
雪不足の影響からかもしくはトリノの翌年ということもあるのか昨年のトリノで活躍したヨーロッパのベテラン勢は少し調子を落としている感じはありましたが、その代わりにスイスやオーストラリアチームの若手選手の台頭も著しく、今後のワールドカップがますます熾烈な争いになる予感のするシーズンでした。
男子立位クラスでは若手のホープ三澤選手が初表彰台を獲得するなど今後目が離せないです。

2. 2006トリノパラリンピック後の変化
・トリノ前と後のスキーに対する姿勢
やはり僕にとっては初の大舞台となるトリノを経験したことにより益々次回バンクーバーへの思い入れも強くなったと思います。

・トリノ前と後のスキーをする環境
トリノから帰国してしばらくの間は色々な席に招待していただく機会などあり以前とは若干環境が変わりましたが、スキーをするという面ではトリノ前も後も特には変わらないと思います。
ただトリノ後からは少しずつではありますが講演の依頼などもありますのでこのような機会に少しでも多くの方に僕らがやっていることを伝えていければいいなと思います。
帰国後、色々な所に呼んでいただきすばらしい経験をさせていただいたのですが、中でもチームスポンサーであるロッテのプロ野球の始球式をさせていただいた事と内閣総理大臣賞の授与で首相官邸に招かれたことが印象深かったです。

・オフシーズン中のトレーニング
オフシーズン中のトレーニングに関してはバンクーバーまでの4年計画の1年目という事もあり前年よりはトレーニング量は意識的に落としてやっていたのですが、所属先であるDHLジャパンの理解もありトレーナーさんが組んでくれたメニューはまずまず消化できたと思います。

3. 競技について
・技術的に自分の中で、昨年までと比べて改善されたところ
技術的な部分に関しては色々と試みたいことはあったのですがシーズン中の怪我によりいまいち出来なかったという感じです。

・これは誰にも負けない!
やはりレースでの完走率だけは自信があります。 今シーズンも国内のレースを含めると全部で12戦出場したのですが完走率は100%でした。

・来年以降の課題
この完走率があだとなり時消極的な滑りになってしまうので来シーズンはもっとアグレッシブにいきたいと思います。

4. 怪我について
・怪我をした状況
韓国で開催されたファーイーストカップ初戦のスーパーGのスタートエリアに向かうところで雪のたまっている所にスキーのトップが突き刺さり、そのまま左足首を内側にひねるような感じで外くるぶしあたりを骨折しました。 しかし幸いなことに骨のずれも少なく手術をしないで固定する治療ですみました。

・現在の状態とリハビリの進行度合い
現在は骨もまずまずついてきて順調だと思います。 リハビリも足首の可動域を広げる訓練やその他怪我をしていない部位に関しては筋力を落とさないようにジムでマシーンやプールでの歩行や泳ぎをやっています。

・リハビリでの困難や今後の展望
やはり足首の可動域がもともとあまり良くない左足首が以前にも増して曲がらないので少々困難に感じています。

5. 来シーズンに向けて
・The目標
未だ勝ったことのないワールドカップGSでの優勝!

・克服すべき技術的、精神的な課題
技術的な部分では改良したい点が多々あるのですが、とりあえずマテリアルと自分の動きをうまく連動させスキーの性能を最大限に発揮出来るようテクニックを向上させたいです。

・オフシーズンのトレーニングスケジュール
怪我をしているためオフシーズンのトレーニングに関してはドクターとトレーナーとうまく連携をとって来シーズンには再び万全の状態で臨めるようにしたいです。

・2008 W杯最終戦が日本で開催されます
地元の日本開催のワールドカップではぜひ優勝をしたいです。 特に最終日はSLの可能性が高いと思うので優勝して有終の美を飾りたいです。

6. マテリアル
オガサカレクザムを使い始めたのは今から4年前になるのですが、今のところ非常に満足いく結果が得られてると思います。オガサカ、レクザムはドメスティックブランドということもありスキー破損などのトラブルにも迅速に対応してくれたり、希望しているようなスキーやブーツなどある程度リクエストに応えてくださるので非常に感謝しております。 そして2年前からはBMZというインソールを使わせてもらってるのですが、毎年細かいリクエストにも応えてすごく自分にマッチしているので今シーズンの好調さの手助けをしてくれていると思います。

今現在は怪我の治療中とリハビリで思ったようにトレーニングは出来ませんが、来シーズンにはすばらしい復活劇がお見せ出来るようがんばっていきますので今後とも応援宜しくお願いします。

東海選手、どうもありがとうございました。


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