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ワールドカップレポート

2007-2008シーズン W杯アジアシリーズ

韓国 カンウォンランド大会 4日目 SL

2008/2/18

本日は、韓国でのワールドカップの最終日。結局、大会期間を通して、最初から最後まで晴れの日が続きました。コースも終始ベストな状態に保たれ、最高レベルの大会となったと思います。
最終日の種目はスラローム。中緩斜面主体のコースに難しいポイントはなく、選手にとってはスタートからフィニッシュまでフルアタックが要求されるレースとなりました。
1本目、この種目を得意とする三澤拓選手が男子スタンディングで3位につけます。東海将彦選手も4位を確保し、二人揃っての表彰台を射程距離内に収めました。一方、男子シッティングでは、森井大輝選手が6位、鈴木猛史選手が8位と、こちらもさらに上位をねらえるポジションです。
そして2本目、三澤選手は迫力あふれるアタックを展開します。しかし、微妙に気負ったのか、逆に順位を下げる結果となり、合計タイムで8位に後退。代わって、東海選手が3位に上がり、表彰台の一角に食い込みました。男子シッティングでは、スラロームで優勝経験を持つ鈴木選手が意地を見せ、6位に上昇。表彰台には届かなかったものの、白馬大会に向けて調子を上向かせています。
女子シッティングでは、青木辰子選手が2位。今季絶好調のキンバリー・ジョーンズ選手の牙城を崩すまでには至りませんでしたが、連日の表彰台をキープし、実力を示しました。
これで、韓国でのレースはすべて終了となり、ワールドカップの戦いの舞台は日本の白馬八方尾根でのファイナルへと移ります。地元開催となる日本チームがどれほどの活躍を見せてくれるのか、おおいに期待したいところ。23日から始まる白馬でのレースに、ぜひ注目してください。

【女子シッティング】完走者数:3
2位 青木辰子 +9.93秒
【男子視覚障害】完走者数:6
6位 田中千章 +37.52秒
【男子シッティング】完走者数:19
6位 鈴木猛史  +6.57秒
7位 森井大輝  +6.99秒
10位 狩野 亮 +10.83秒
15位 夏目賢司  +23.02秒
【男子スタンディング】完走者数:16
3位 東海将彦 +2.47秒
8位 三澤 拓 +3.12秒
16位 小池岳太 +23.11秒
<途中棄権>
大日方邦子、田中佳子、長谷川順一、山本光文
<失格(旗門不通過)>
谷口 彰
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<男子スタンディングで3位に入った東海将彦選手>
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<女子シッティング2位の青木辰子選手>
韓国 カンウォンランド大会 3日目 GS

2008/2/17

韓国で開催中のワールドカップも大会3日目を迎え、ジャイアントスラロームとスラロームの技術系2種目をそれぞれ1戦ずつを残すのみ。会場となっているカンウォンランド、ハイ1スキー場は本日も快晴に恵まれ、昨日に引き続き絶好のコンディションでジャイアントスラロームの激闘が展開されました。
男子シッティングでは、昨日の1本目でベストタイムを記録した狩野亮選手が、本日も好調ぶりを発揮。トップから僅差の2位につけて、昨日逃したワールドカップ初優勝をねらいます。また、森井大輝選手は3位、谷口彰選手は5位、鈴木猛史選手は6位のポジションをそれぞれ確保し、日本チームの層の厚さを存分に見せつけて、1本目を終えました。また男子スタンディングでは、昨日2位の東海将彦選手が、またしても2位。宿敵ゲルト・シェーンフェルダー選手(ドイツ)の固い牙城を崩すべく、2本目に臨みます。
そして2本目では、1本目3位の森井選手が種目別リーダーの意地を見せて2位に浮上。代わって、狩野選手は3位に後退しましたが、初のワールドカップ表彰台の権利は確保しました。男子スタンディングの東海選手も、優勝こそ逃したものの、ふたたびアグレッシブな滑りを見せて2位となりました。
また、女子シッティングでも青木辰子選手が連日の3位入賞。白馬大会に向けて、日本チームは順調な仕上がりを見せています。明日は、韓国での最終レースとなるスラローム。日本チームの選手たちは、男女揃って優勝争いを展開することが期待されます。引き続き、応援をよろしくお願いします。

【女子シッティング】完走者数:5
3位 青木辰子 +9.30秒
4位 田中佳子 +18.67秒
【男子視覚障害】完走者数:6
6位 田中千章 +43.34秒
【男子シッティング】完走者数:19
2位 森井大輝  +1.15秒
3位 狩野 亮  +1.65秒
5位 谷口 彰 +2.59秒
6位 鈴木猛史  +3.57秒
【男子スタンディング】完走者数:22
2位 東海将彦 +2.88秒
11位 三澤 拓 +9.63秒
12位 井上真司  +10.26秒
22位 小池岳太 +21.09秒
<途中棄権(GS)>
大日方邦子、長谷川順一、夏目堅司
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<日本勢が2位と3位を占めた男子シッティング。左から2位の森井大輝選手、プレゼンターをはさんで中央が優勝したクリス・デブリン・ヤング選手(アメリカ)、そして左が3位の狩野亮選手 >
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<男子スタンディングで、昨日に引き続き2位となった東海将彦選手>
韓国 カンウォンランド大会 2日目 GS

2008/2/16

大会2日目の種目は、ジャイアントスラローム。今日も天候に恵まれ、快晴の空のもとでのレースとなりました。ただし、毎日のことではありますが、気温は低いです。今朝の山頂は、マイナス20度付近まで下がっていて、寒気が肌に突き刺さるようでした。
使用コースは、昨日のスーパーGのスタート位置を少し下げただけで、あとは同一です。そのコースに、1本目はスピード重視の旗門が立てられました。この1本目で最高のパフォーマンスを見せたのが、男子シッティングの狩野亮選手。経験豊富な強豪たちを僅差で抑え、ベストタイムを記録してトップに立ちました。また、同カテゴリーでは、種目別リーダーの森井大輝選手も4位につけ、2本目での逆転をねらいます。さらに男子スタンディングでは、東海将彦選手がまずは2位のポジションを確保し、2本目に臨むことになりました。
そして2本目。日本チームの伴一彦チーフコーチがセットした旗門は、1本目とは大きく変わって、非常にテクニカルなターンを要求するもの。日本選手にとっては、日頃のトレーニングで滑り慣れている性格のセットといえます。このセットで、森井選手が男子シッティングのベストタイムを記録。1本目1位でワールドカップ初優勝をねらった狩野選手は残念ながらコースアウトとなってしまいましたが、森井選手は2位に浮上しました。また、男子スタンディングの東海選手も、渾身のアタックでベストタイムを叩き出したものの、1本目につけられた差をひっくり返すには届かず、合計タイムで2位となりました。
女子シッティングでは、昨日のスーパーコンビで優勝している青木辰子選手が3位に入り、連日の表彰台をゲットしています。
さて、明日もまたジャイアントスラロームが行なわれます。日本チームの活躍にご期待ください。
【女子シッティング】完走者数:5
3位 青木辰子 +8.98秒
4位 大日方邦子 +14.48秒
【男子シッティング】完走者数:17
2位 森井大輝  +0.64秒
5位 谷口 彰  +2.35秒
7位 鈴木猛史  +5.88秒
【男子スタンディング】完走者数:17
2位 東海将彦 +1.45秒
9位 三澤 拓 +6.39秒
12位 井上真司  +9.05秒
<途中棄権(GS)>
田中佳子、田中千章、長谷川順一、狩野 亮、夏目堅司、山本光文、小池岳太
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<男子シッティングで2位となった森井大輝選手>
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<男子スタンディングで2位となった東海将彦選手>
韓国 カンウォンランド大会 1日目SC

2008/2/15

カンウォンランドでのワールドカップが、まずはスーパーコンビで幕を開けました。この種目は、スーパーGを1本、スラロームを1本、それぞれ滑り、合計タイムで競うものです。前半のスーパーGは、単独種目としてもレースが成立したと見なされるため、1日で2種目の表彰が行なわれることになります。
本日の天候は晴れ。気温はマイナス10度を下まわり、さらに場所によっては風が強く吹きつけるため、肌に刺さるような寒さです。また雪質も独特で、これが結果的に多くの選手を苦しめる要因となりました。
前半のスーパーGは、中緩斜面が主体の素直なコースということもあり、転倒者も少なく、無難な立ち上がり。その中で、スキーを滑らせる技術に長けた実力者が、頭一つ抜け出す展開となりました。日本勢も食い下がり、表彰台を狙える位置に数名がつけます。女子シッティングでは、大日方邦子選手と青木辰子選手が2位3位を占め、また男子スタンディングでは東海将彦選手が4位となり、後半でのジャンプアップを期待させました。
そして、後半のスラローム。気温が上がって部分的に緩み始めた雪が、非常に滑りにくいコンディションを作り出しました。その結果、本来の滑りができずに失敗する選手が続出。そんな中、安定感のある滑りを見せた青木選手が、女子シッティングで優勝を果たしました。
また、男子シッティングでは、大きな失敗をしながらもあきらめずに果敢なアタックを展開した森井大輝選手が、前半7位から3位にまで順位を上げ、表彰台に立つことに成功しています。
明日からは、2日連続でジャイアントスラロームが行なわれます。今日のスーパーコンビで3位に入っている森井選手が、今季の種目別リーダーの証であるレッドビブ(赤いゼッケン)を着けて登場します。その森井選手をはじめとする日本チームの活躍に、明日もご期待ください。
          
◆スーパーG 第4戦
【女子シッティング】完走者数:4
2位 大日方邦子 +1.34秒
3位 青木辰子 +5.63秒
【男子視覚障害】完走者数:7
7位 田中千章  +10.31秒
【男子シッティング】完走者数:18
7位 森井大輝  +1.19秒
8位 狩野 亮  +1.55秒
11位 谷口 彰 +3.20秒
14位 鈴木猛史+3.74秒
16位山本光文+5.36秒
【男子スタンディング】完走者数:31
4位東海将彦+2.80秒
13位三澤 拓+4.62秒
14位小池岳太+4.67秒

    
◆スーパーコンビ 第4戦
【女子シッティング】完走者数:3
1位 青木辰子
【男子シッティング】完走者数:12
3位森井大輝+5.59秒
5位鈴木猛史+8.81秒
【男子スタンディング】完走者数:18
5位 東海将彦 +4.20秒
10位 三澤 拓 +6.78秒
18位 井上真司 +14.58秒
<途中棄権(SL)>
大日方邦子、田中千章、狩野 亮、谷口 彰、山本光文
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<スーパーコンビで優勝した青木選手。左は2位のクラウディア・ロシュ選手(オーストリア)。中央はプレゼンターを務めた来賓の方です。>
韓国 カンウォンランド大会

2008/2/14

2007/2008シーズンのワールドカップもいよいよ終盤を迎え、その舞台をアジアに移しました。まずは韓国のカンウォンランドで、全4戦を実施します。

各国チームは、昨日会場入り。そして今日は、明日のレースに備えた練習日となりました。なお、当初予定されていた種目にひとつだけ変更があります。明日15日は、スーパーGの予定でしたが、スーパーコンビになりました。そのため今日は、スーパーGのコースを確認した後、別コースでスーパーGのゲートトレーニング、さらにスラロームのスキーに履き替えてのフリー滑走と、盛りだくさんの内容を選手たちはこなすことになりました。

明日からはいよいよレースが始まります。良い結果が報告できるよう、日本海を越えて届くような応援をよろしくお願いします。
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<大会関係者が滞在しているホテルからは、山頂へ向かうゴンドラが直接発着しています。
 ゴンドラからは、ホテルの全景このように見えます。>
photo Photo by
ISAO HORIKIRI
<山頂には、こんな展望レストランがあります。丸い部分はゆっくりと回転していて、
 360度の景色が楽しめるようになっていますが、見えるのは山ばかり。>


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