ワールドカップレポート
ジャイアントスラローム GS 2009年3月13日
■■ 競技レポート ■■
ワールドカップ・ファイナルも、残すところあと2種目。いよいよ日本選手が得意とする技術系種目のレースのスタートです。レースそのものの結果はもちろん、森井大輝が王手をかけているシーズン総合の種目別タイトルの行方にも注目が集まっていました。
1本目、男子座位のトップに立ったのはその森井ではなく、同じ日本チームの鈴木猛史。変化に富んだ難コースを巧みに攻めてスピードを つないだ鈴木の滑りは、見る者を圧倒する迫力に満ちていました。
一方、種目別タイトルのかかった森井は、王者にふさわしい余裕を感じさせる滑りで3位。さらに、日本チームからは狩野亮も4位に入り、表彰台独占も夢ではない展開になりました。
そして2本目、表彰台独占を狙う3人のトップを切ってスタートした狩野は、中盤部分を滑走中にスキー板が外れて転倒。 そこまでのスピードは圧倒的とも思えただけに、非常に残念なアクシデントでした。
続く森井、そして1本目1位の鈴木は、それぞれの持ち味を活かした滑りでフィニッシュ。森井は3位、鈴木は1位のポジションをしっかりと確保しました。これで鈴木は、昨日のスーパー大回転と合わせて2日連続での勝利となります。
また、女子座位でも日本選手が、優勝こそ逃したものの2位と3位を確保。男女合わせて4人が3位以内に入るという、まさに大成功の一日となりました。さらに、森井の種目別タイトル獲得も決まり、日本チームにとっては最高のレース展開になったといえるでしょう。
明日はいよいよ大会最終日。最後の種目であるスラローム(回転)でも、おそらく日本選手の活躍を見ることができるはずです。
日本からも、応援をよろしくお願いします。
■■ 日本選手成績 ■■
| 【女子座位】 | ||
| 1位 ローリー・スティーブンス(アメリカ) | ||
| 2位 大日方邦子(株式会社電通パブリックリレーションズ) | ||
| 3位 田中佳子(エイベックス・エンタテインメント株式会社) | ||
| 【男子立位】 | ||
| 1位 ゲルト・シェーンフェルダー(ドイツ) | ||
| 2位 ヴィンセント・マニュエル・ゴーシエ(フランス) | ||
| 3位 トーマス・フィル(スイス) | ||
| 6位 三澤 拓(順天堂大学) | ||
| 12位 小池岳太(セントラルスポーツ) | ||
| 16位 井上真司(菅平高原スキークラブ) | ||
| 【男子座位】 | ||
| 1位 鈴木猛史(駿河台大学) | ||
| 2位 マルティン・ブラクセンターラー(ドイツ) | ||
| 3位 森井大輝(富士通マイクロエレクトロニクス株式会社) | ||
| 12位 谷口 彰(株式会社相模組) | ||
| 16位 夏目賢司(白馬八方尾根スキースクール) | ||
| 17位 山本光文(名豊観光株式会社) | ||
| ※途中棄権 | 狩野 亮 |
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男子座位で優勝した鈴木猛史の滑り

日本チームから表彰台に上ったのは4人。左から、鈴木猛史(男子座位1位)、森井大輝(男子座位3位)、大日方邦子(女子座位2位)、田中佳子(女子座位3位)

ジャイアントスラロームのシーズン総合チャンピオンに、2年連続で輝いた森井大輝

