ワールドカップレポート
スーパーG 1月23日 スーパーG/スーパーコンビ 1月22日 滑降 1月21日 滑降 1月20日
■■ 競技レポート ■■
本日(22日)、セストリエール(イタリア)では障害者アルペンスキー・ワールドカップのスーパーコンビが行なわれました。この種目は、スーパー大回転と回転を1本ずつ、同日のうちに滑って、その合計タイムで競うものです。滑降に次ぐスピードと大回転に迫るターン技術を求められるスーパー大回転と、もっとも細かいターンを要求される回転という、まったく性格の異なる種目を立て続けに行なわなければならないところに、スーパーコンビ独特の難しさがあるといえるでしょう。
なお、前半に行なわれるスーパー大回転は、単独種目としても成立することになっており、スーパーコンビとは別に表彰の対象となります。
まずは、そのスーパー大回転。ここで活躍を見せたのは、滑降からずっと好調の男子座位・狩野亮。今日もまた2位に入り、高速ターンに対する強さを存分に見せ付けました。すでに他国のコーチや選手からもマークされており、スタート順が遅かった今日のレースでも、「狩野が滑るまで勝負はわからない」と言わしめるほどでした。
また、3位には森井大輝が入賞。体調を崩し、本来の滑りはできていないものの、それでも持ち前のターン技術でタイムを稼ぎました。表彰式では、優勝したマルティン・ブラクセンターラー(ドイツ)を、日本選手が左右から挟み込み、パラリンピック4冠王をまさに包囲する構図となったのが印象的でした。
一方、スーパー大回転の女子座位では、滑りを大きく乱しながら踏みとどまり、ゴールまで持ちこたえた大日方邦子が3位に入っています。
そして、後半戦の回転。現在の日本選手にとって、高い壁となっている種目です。しかし狩野は、荒れたコースに苦しみながらもターンを描き続け、スーパー大回転との合計タイムでも2位を守りきりました。
しかし、この回転でもっとも注目を浴びたのは、スーパー大回転では16位にとどまっていた谷口彰です。誰もが苦しい滑りを展開する中、難所でむしろスピードにのり、その速さに緩めない攻撃的なレースで、なんとベストタイムを記録。合計タイムでも4位にまで浮上し、会場を沸かせました。
明日は、いよいよワールドカップ第3シリーズの最終レースです。種目はスーパー大回転。今日とは旗門設定こそ変わりますが、それでも同じ種目であり、日本選手にはおおいに期待してよさそうです。応援をよろしくお願いします。
◆日本選手成績 - 《スーパー大回転》
| 【女子座位】 | ||
| 3位 | 大日方邦子 | 株式会社電通パブリックリレーションズ |
| 【男子立位】 | ||
| 12位 | 小池岳太 | セントラルスポーツ株式会社 |
| 15位 | 井上真司 | 顕正寺/菅平高原スキークラブ |
| 22位 | 三澤 拓 | 順天堂大学 |
| 【男子座位】 | ||
| 2位 | 狩野 亮 | 株式会社マルハン |
| 3位 | 森井大輝 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 |
| 16位 | 谷口 彰 | 株式会社相模組 |
| ※途中棄権 | 鈴木猛史(駿河台大学)、夏目堅司(白馬八方尾根スキースクール)、山本光文(めいほうぐるーぷ) | |
| ※不出場 | 横澤高徳(株式会社フヨウサキナ)所持ポイントが出場基準に達していないため 青木辰子(株式会社キッツ)一昨日の転倒による体調不良のため |
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◆日本選手成績 - 《スーパーコンビ》
| 【女子座位】 | ||
| 4位 | 大日方邦子 | 株式会社電通パブリックリレーションズ |
| 【男子立位】 | ||
| 10位 | 小池岳太 | セントラルスポーツ株式会社 |
| 12位 | 三澤 拓 | 順天堂大学 |
| 【男子座位】 | ||
| 2位 | 狩野 亮 | 株式会社マルハン |
| 4位 | 谷口 彰 | 株式会社相模組 |
| 7位 | 森井大輝 | 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 |
| ※途中棄権 | スーパー大回転:鈴木猛史(駿河台大学)、夏目堅司(白馬八方尾根スキースクール)、山本光文(めいほうぐるーぷ) 回転:井上真司(顕正寺/菅平高原スキークラブ) |
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| ※不出場 | 横澤高徳(株式会社フヨウサキナ)所持ポイントが出場基準に達していないため 青木辰子(株式会社キッツ)一昨日の転倒による体調不良のため |
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◆狩野 亮のコメント◆
「もう2位は充分。明日こそは優勝をねらいます」
スーパー大回転、スーパーコンビともに2位の狩野亮
◆森井大輝のコメント◆
「チェアスキーのシートにまだ問題があり、思うような滑りができませんでした。すでに修正を加えたので、明日はもっと良い滑りができると思います」
スーパー大回転3位の森井大輝
◆大日方邦子のコメント◆
「ミスが多く、まるで良くない滑りでした。明日はもっと自分らしさを出せるように頑張ります」
スーパー大回転3位の大日方邦子(右)
