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世界選手権レポート

スラローム(回転) 2009年2月21日

■■ 競技レポート ■■

韓国の平昌(ピョンチャン)で19日に開幕した「2009 IPC障害者アルペンスキー世界選手権大会」は、本日、競技初日を迎えました。最初の種目はスラローム(回転)。硬く締まったアイスバーンの上に、昨夜から降り続いていた雪が積もり、微妙なエッジ感覚が求められるコース・コンディションとなりました。

1本目で圧倒的な強さを発揮したのが、女子座位の青木辰子。今季はスラロームが好調の青木は、2位以下を大きく引き離し、独走態勢を築きます。また、男子立位では、この種目を得意とする三澤拓が2位につけ、メダル圏内のポジションをまずは確保しました。

日本勢の活躍が期待されていた男子座位では、谷口彰の5位が最高。鈴木猛史、森井大輝ら、主力選手が相次いで途中棄権に終わるという、波乱の展開になりました。

そして2本目、優勝確実と思われた青木もコース中盤で大きなミスを犯し、完全に停止。斜面を必死で登り再び滑り始めたものの、失ったタイムは大きすぎました。一方、1本目3位につけていた田中佳子は、手堅い滑りで順位を守りキープ。最高ランクの国際大会で、初のメダル獲得に成功しました。

男子立位の三澤は、2本目も積極的なアタックを敢行。驚異的なタイムを叩き出したアダム・ホールに逆転を許したものの、しっかりと銅メダルを手に入れました。

■■ 選手コメント ■■

田中佳子(女子座位3位)
「初めての世界選手権でしたが、このような大きな舞台で結果が出せて良かったです。明日も頑張りたいと思います」

三澤 拓(男子立位3位)
「1本目2位だったので、欲を言えば上に行きたかったですが、世界選手権という大きな舞台で表彰台に乗れたことは今後にもつながると思いますし、しっかり結果が残せたことは良かったと思います。ジャイアントスラロームも調子が上がってきているので、明日も頑張ります」

■■ 日本選手成績 ■■

【女子座位】    
1位  ステファニー・ビクター (アメリカ)
2位 キンバリー・ジョーンズ (カナダ) 
3位 田中佳子 (エイベックス・エンタテインメント株式会社)
5位1位  大日方邦子 (株式会社電通パブリックリレーションズ)
6位  青木辰子 (株式会社キッツ)
【男子立位】    
1位  キャメロン・ラルス・ラブラ (オーストラリア)
2位 アダム・ホール (ニュージーランド)
3位 三澤 拓 (順天堂大学)
11位  小池岳太 (セントラルスポーツ)
【男子座位】    
1位 ユルゲン・エグル (オーストリア)
2位 ジャン・イヴ・レメール (フランス)
3位 マルティン・ブラクセンターラー (ドイツ)
14位 夏目賢司 (白馬八方尾根スキースクール)
15位 横澤高徳 (サキナビューティースペース)
※1本目途中棄権 鈴木猛史、森井大輝、狩野 亮、山本光文
※2本目途中棄権 谷口 彰
※2本目進出不可 井上真司
韓国世界選手権0220a

女子座位カテゴリーで3位に入った田中佳子

韓国世界選手権0220b

男子立位カテゴリーで3位に入った三澤拓

韓国世界選手権0220c


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